バッティングフォームがきれいな選手【12選】習得する方法とは?

バッティングフォームを解説する図

野球をやっていると、一度はこう思える人に遭遇するはずです。

あの人のバッティングフォームきれいだな

あのバッティングフォーム、真似したくなるな

というような、憧れてしまうバッティングフォームの選手です。

特にプロ野球の世界では、個性的でバッティングフォームがきれいな選手が多いですよね。

しかも、綺麗で真似したくなるバッティングフォームというのは、理にかなっているからこそ結果も出やすいです。

まずは、一流選手のモノマネをすることが、打撃力をアップさせる近道とも言えます。

そこで今回は、プロ野球選手の中でバッティングフォームがきれいな選手をまとめてみました。

自分のバッティング技術向上のために、打率が高い選手やホームランをたくさん売っている選手のフォームを参考にしてみてください。

バッティングフォームがきれいな選手

まずは、バッティングフォームがきれいで、子供たちも真似するべきポイントを多く持っているプロ野球選手をご紹介していきます。

【右打者】

  • 落合博満
  • 小久保裕紀
  • 坂本勇人
  • 内川聖一

【左打者】

  • イチロー
  • 松井秀喜
  • 前田智徳
  • 高橋由伸
  • 糸井嘉男
  • 森友哉
  • 大谷翔平
  • 李承燁(イスンヨプ)

右打者でバッティングフォームがきれいな選手

まずは右バッターから見ていきましょう。

落合博満

プロ野球で三度の三冠王を獲得した、最強バッターの一人です。

そのバッティングフォームはかなり独特で、一見すると身体の開きが早くあまり良いフォームには見えないかもしれません。

しかし、実際はそんなことはなく、バットの出がスムーズで球威に負けない理想的な力の伝え方をしているのです。

特にポイントとなるのが、バットのヘッドが移動する距離が長いという点でしょう。

バットが加速する助走距離をしっかり確保しているので、大振りしなくてもちゃんとパワーが伝わって大飛球が打てます。

小久保裕紀

当時のダイエーホークスから、読売ジャイアンツに移籍した右の強打者です。

シーズン40本塁打を記録したこともあり、通算400本塁打以上を記録しているホームランバッターでもあります。

軽く足を上げるフォームや、王貞治さんの一本足打法のように長く足を上げるフォームのときもあり、その時々でタイミングの取り方を変えていたようです。

頭の位置が全くブレず、パワーに加えて確実性も確保できるバッティングフォームですね。

坂本勇人

読売ジャイアンツの生え抜きスター選手であり、首位打者やシーズン40本塁打も獲得した歴史に残る強打者です。

ショートという守備の負担もかなり大きいポジションながら、打撃の水準も高いレベルでキープしているのはさすがです。

やはりそのバッティングフォームはきれいで、特に内角打ちに優れています。

特に、スイングの際に軸足にしっかり体重を残していることで、打球の飛距離も出るようなバッティングフォームになっているのが特徴です。

内川聖一

両リーグで首位打者を獲得した、右打者の中では歴代最高レベルのアベレージヒッターと言えます。

懐の深いバッティングフォームで、厳しいインコースも強振できますし、バットがギリギリ届くくらいのアウトコースも対応できるバッティングフォームです。

打ちに行くときの「割れ」がしっかり出来ているので、緩急によって体勢を崩されてしまうことが少ないのも特徴です。

スイングを始動してからインパクトにいくときに身体が前に突っ込まないので、自分の一番力が入るポイントでミート出来るわけですね。

左打者でバッティングフォームがきれいな選手

続いて、左バッターでバッティングフォームがきれいな選手もまとめていきましょう。

イチロー

日本のプロ野球で7年連続で首位打者を獲得した後、メジャーリーグでも毎年のようにシーズン200本安打を記録したスター選手です。

現在、世界で最も多くヒットを打った野球選手でもあります。

おそらく、通算安打数が4000を超えるイチロー選手の記録は、球史に残るアンタッチャブルレコードとして有名です。

日本時代は、もっと大きく足を上げた振り子打法を採用していましたが、メジャーリーグに渡ってから足の上げ方が変わりました。

脱力してミートの瞬間だけ力を入れるバッティングフォームなので、パワーのロスなく効率的に打球に力を伝えられます。

松井秀喜

日本の読売ジャイアンツに在籍していたころは「ゴジラ」という愛称で親しまれていた、日本球界最高レベルのホームランバッターです。

メジャーリーグのニューヨークヤンキースに移籍してからも、シーズン30本塁打を記録するなど、そのパワーで活躍しました。

未だに、日本球界の歴代最高のホームランバッターは松井秀喜だという人も多いでしょう。

バッティングフォームの特徴は、スイングしてからミートにいくまでの体重移動の仕方です。

一度ピッチャー側に重心を移動させますが、身体が突っ込まずにグッとこらえて軸足側に残しています。

これによって、スイングの加速と確実性を兼ね備えた爆発的なパワーが生み出されるのです。

前田智徳

落合博満氏やイチロー選手など、数々の超一流選手が「天才」と認めるのはこの前田智徳さんだけでしょう。

アキレス腱断裂などケガに悩まされることも多いプロ野球生活でしたが、2000本安打も達成した大打者です。

最後までヘッドが遅れて出てくるバッティングフォームで、バットが最短距離で出てくる理想的な打撃フォームと言えるでしょう。

広島東洋カープ一筋で、晩年は代打としても強烈な存在感を放っていました。

少年野球を始めたばかりの子供が真似するべきは、前田智徳選手のバッティングフォームかもしれません。

高橋由伸

慶応大学時代からアマチュア球界最高のバッターと評され、その前評判通り読売ジャイアンツに入団してからも輝かしい活躍をし続けました。

真似できるかどうかは置いておいて、バッティングフォームがきれいな選手の代表格とも言えます。

主要の打撃タイトル獲得こそ無いものの、ベストナインやオリンピックの日本代表など、2000年代のプロ野球を象徴する選手の一人です。

通算321本塁打と、パワーも兼ね備えています。

大きく足を上げるバッティングフォームで、スイング軌道が美しいことでも有名です。

糸井嘉男

日本ハムファイターズに入団した当初は最速150㎞を誇る剛腕ピッチャーだったものの、コントロールに難があったこともあり、途中から野手に転向します。

均整の取れた素晴らしい体格と、日本人離れした身体能力の持ち主です。

しかし、そのフィジカルに頼ることなく、しっかりきれいなスイング軌道をしています。

一見するとそこまで力を入れていないように見えても、ミートの瞬間に力が解放されるような理想的なバッティングフォームの一人です。

森友哉

大阪桐蔭高校時代から、甲子園でも印象的なホームランを放つなど強打者として注目されていました。

西武ライオンズに入団してからも、高卒1年目からホームランを打って期待に応え続けています。

そのバッティングフォームはきれいなことはもちろん、フルスイングが魅力です。

プロ野球選手としては小さい身体なのですが、下半身がどっしりとしていかにもパワーがありそうな選手ですよね。

足を高く上げるバッティングフォームで、スイングの際の踏み込みも大きいのが特徴です。

身体が小さい選手などは、遠くに飛ばす技術の一つとして真似してみるのも良いのではないでしょうか。

大谷翔平

高校時代すでに投手として160㎞のストレートを投げ、プロに入ってからも二刀流として活躍し続けています。

メジャーリーグでホームラン王を獲得できる日本人がいるとすれば、それは大谷翔平なのではないかと思わせるほどのパワーを秘めています。

打球の飛距離は、メジャーリーグのパワーヒッターたちも舌を巻くほどです。

体格が大きいので、もちろんそれだけで鋭い打球を打つアドバンテージになりますが、バッティングフォームもきれいな選手としてよく話題にあがります。

子供が真似をするには、良い教材かもしれません。

李承燁(イスンヨプ)

韓国出身のプロ野球選手で、サムスンライオンズ時代にはシーズン56本塁打というアジア記録も達成しています。

日本に来てからも、ホームランバッターとして千葉ロッテマリーンズや読売ジャイアンツで4番として活躍しました。

筆者が個人的に、最もお手本となるバッティングフォームの持ち主だと思うのが、この李承燁です。

特にタイミングの取り方が特徴的で、他の選手よりも早めに足を上げてトップを決めています。

スイングに入る準備が早い段階で完成するので、振り遅れることなくボールをしっかり見極めて打つことが出来るのです。

子供が真似するべきバッティングフォームがきれいな選手の一人と言えるでしょう。

バッティングフォームの種類

ミートする野球選手

バッティングフォームがきれいな選手のマネをして、そこから自分の筋力は身体の特徴に合わせてオリジナリティを出していけばいいのです。

その参考になるように、基本的なバッティングフォームの種類も整理しておきましょう。

スクエアスタンス

スクエアスタンスは、打席の中でホームベースに対して両足を平行に置くバッティングフォームです。

最も一般的な構え方と言えるかもしれません。

スクエアスタンスにするメリットは、ボールをしっかり見やすいというところです。

身体の回転を使ってバットを振りやすいフォームでもあるので、取り入れる選手が多いでしょう。

オープンスタンス

オープンスタンスは、ピッチャー側の足(右打者なら左足、左打者なら右足)を少し外側に開いたバッティングフォームです。

長所はやはりボールを見やすいという点と、スイングしたときに身体の開きが抑えられるという点です。

最初に開いた状態から、一度前側の肩を中に入れてスイングしにいくことになるので、逆に身体の開きが悪い癖になっている選手の矯正になります。

クローズドスタンス

クローズドスタンスは、投手側の足を少しクロス気味にして、投手側の肩が少し被るような構え方になります。

外国人選手に多いバッティングフォームですね。

長所としては、力が入りやすいということが挙げられます。

身体を少し捻った状態で投球を待つので、身体の回転力を使うのに長けているわけです。

振り子打法

あのイチロー選手が、オリックスブルーウェーブに在籍していたころにやっていたバッティングフォームです。

投手側の足を大きく振り子のように振り上げ、その勢いも使ってスイングをします。

体重移動と身体の回転によるパワーを、どちらも余すところなくバットに伝えられる打ち方でもありますね。

タイミングを取るのが少し難しいですが、習得できれば打球の飛距離は伸びるでしょう。

一本足打法

世界のホームラン王と呼ばれる、王貞治さんの一本足打法です。

現代でも、それに近い打ち方をしている選手が多いことが、そのバッティングフォームのすごさを物語っています。

一本足打法で打つには、片足でしっかりバランスを取れるだけの身体能力が無いとできません。

そのため、誰しも一本足打法を習得できるわけでは無いのです。

神主打法

プロ野球でいえば、小笠原道大さんや、落合博満さん、清原和博さんなどが神主打法と呼ばれる打ち方をしていました。

構えの段階で、バットをホームベース側に少し倒してヘッドを傾けるのが特徴です。

スイングの際にヘッドの移動距離も長くなるので、バットがしっかり加速した状態でボールを捉えられます。

バスター打法

バスターは、一度バントの構えをしてからバットを引いてヒッティングに切り替える打ち方です。

常にバスターを用いている選手は少ないかもしれません。

なぜなら、パワーを発揮しにくい打ち方だからです。

しかし、タイミングを取るという点でいえば、バスターは優れています。

スランプに陥ってタイミングが取れなくなっているときなど、一度バスターを取り入れて調整するというのも良い練習方法です。

ガニ股打法

90年代から2000年代のプロ野球を見ていた人なら、誰もが知っているガニ股打法。

種田仁選手という方が取り入れていたバッティングフォームです。

かなり独特なので、真似するのは難しいかもしれませんが、こういった打ち方で結果を残している人がいるということですね。

天秤打法

バットを横にしてタイミングを計りながら、スイングするバッティングフォームです。

最近では、巨人にいた松本哲也選手が天秤打法で話題になりました。

バスターに近いフォームであり、タイミングを取ることに優れているフォームでもあります。

ホームランや長打を狙うというよりは、足のある選手がヒットの確率を上げるために見いだされたバッティングフォームですね。

きれいなバッティングフォームとは

遠目で見たバッター

きれいなバッティングフォームとは、結果が出やすいバッティングフォームでもあります。

そこにある共通点とは、一体どんなものがあるのでしょうか?

  • 頭の位置がブレない
  • 適度に力が抜けている
  • レベルスイングが出来ている
  • 逆方向にも強い打球が飛ぶ

頭の位置がブレない

頭の位置がブレないということは、目線が一定に保てるということです。

バッティングで結果を残すには、ボールをしっかり見極められなければなりません。

そのためには、足を上げてもスイングを始動しても、目線がズレてはいけないのです。

きれいなバッティングフォームというのは、下半身がどんなに動いても頭の位置が一定になります。

一流選手ほど、頭の位置がズレないまま強いスイングが出来るのです。

適度に力が抜けている

一見するとあまり力が入っていないように見えて、打球はものすごいスピードで飛んでいく。

これが理想的な打撃と言えます。

そのためには、ミートの瞬間だけ力を入れるようなスイングを身に着けるべきなのです。

構えの段階でリラックスできていなければ、バットがスムーズに出てきません。

適度に力を抜いて、ミートの瞬間に集中しましょう。

レベルスイングが出来ている

レベルスイングとは、ピッチャーが投げるボールの軌道に対してその延長線上にバットが通るスイングのことです。

他には、ダウンスイングやアッパースイングといった言葉があります。

昔はダウンスイングが基本とされてきましたが、近年ではそれが見直されています。

レベルスイングが出来ていれば、タイミングが合っていなくてもバットとボールが接触することは可能です。

そのため、空振りが少なくなって三振が減ります。

バットに当たる確率が増えれば、それだけ安打になる確率も上がるわけですね。

逆方向にも強い打球が飛ぶ

バッティングフォームがキレイな選手は、インコースでもアウトコースでもフォームが崩れません。

それぞれのコースにあったスイングが出来るので、逆方向の流し打ちでも強い打球が飛ぶのです。

流し打ちが得意な選手というのは、良い打ち方が出来ていると思っても良いかもしれませんね。

きれいなバッティングフォームを作る練習方法

バットとボールが置いてあるところ

きれいなバッティングフォームを身に着けるには、どのような練習を積み重ねれば良いのでしょうか?

基本的な練習方法をご紹介していきます。

素振り

やはりバッティングフォームを固める基本の練習は素振りです。

それもただスイング数をこなすのではなく、実践をイメージしながら素振りをすることが重要になります。

ピッチャーのモーションをイメージして、投球コースも想像しながらスイングします。

ティーバッティング

ティーバッティングは素振りと違い、実際のボールの重みも感じられます。

自分がバットを出したいと思っているところにちゃんとバットを出せているのか、それをチェックするのにも良い練習方法なのです。

トスバッティング

トスバッティングでは、狙ったところにちゃんと打ち返せるかが大切です。

また、ちゃんとボールを引き付けて打たないとリズムよく練習が出来ません。

きれいなバッティングフォームが身についていないと、トスバッティングはとても難しい練習になるのです。

自分が理にかなったスイングが出来ているのか、確かめる練習にもなりますね。

自分のフォームをチェックするには

右ピッチャーとして活躍する女子選手

自分のバッティングフォームというのは、なかなか第三者の視点で見ることは難しいですよね。

スマートフォンで動画を撮影したり、鏡の前で素振りをするなどして、工夫してチェックするしかありません。

その際に、

遅いボールを打って打撃フォームをチェックする

というのも、非常に良い時間になります。

実は、遅いボールほど自分のポイントまで引き込んで打つのが難しいと言われています。

速いボールは、呼び込まなくても勝手に来てくれるので意外とタイミングが合ってしまうものです。

緩いボールをあえて投げてもらって、バッティングフォームを崩さずにスイング出来ているか、それを確かめるのが一つのバロメーターになるでしょう。

自分のバッティングフォームをチェックする際は、ぜひ試してみてください。

まとめ:きれいなバッティングフォームは真似から作る

プロ野球選手でバッティングフォームがきれいな選手を参考にしつつ、まずはモノマネしてみるということから始めてみましょう。

真似をすることで、自分に合ったスイングが見つかるかもしれません。

また、そこで理想的な身体の使い方のヒントに気づくこともあります。

一流のバッターになるには、一流選手のマネをするのが最も近道なのかもしれませんね。
 

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