サイクルヒットとは【大谷など歴代の達成者も紹介】イチローは未達成⁉

サイクルヒットを達成する大谷選手

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野球の快記録の一つである、「サイクルヒット

これは1試合の中で達成される記録であり、シングルヒット、ツーベース、スリーベース、ホームランを全て打つことを指します。

つまり、最低でも1試合4安打できるだけのアベレージ能力と、ホームランを打てるパワー、特に難しいスリーベースを記録できる脚力が必要です。

そんなサイクルヒットについて、その定義や歴代の達成者などについて解説していきましょう。

サイクルヒットとは

ナイター設備のある野球場

サイクルヒットとは、1試合の中で「単打・二塁打・三塁打・本塁打」この全てを記録することを指した記録です。

もちろん、一人の打者が同一の試合の中で記録してサイクルヒットとなります。

  • シングルヒット
  • ツーベース
  • スリーベース
  • ホームラン

打つ順番は問われません。

第一打席でホームランを放ち、第二打席でツーベース、第三打席でシングルヒット、第四打席でスリーベースという順番でも良いのです。

5打席以上回ってきているのであれば、途中で凡打や犠打が挟まってもサイクルヒットの達成としては問題ありません。

最低でも4打席以上が必要になりますから、基本的には初回からスタメンで試合に出場していないとサイクルヒットの達成は難しいでしょう。

シングルヒットを4本打つことすら難しいですから、全ての種類の安打となるとさらに難易度は上がります。

よって、プロ野球歴代のサイクルヒット達成者の顔ぶれは、やはり安定して好成績を残している強打者や好打者が多い傾向になるのです。

サイクルヒット歴代の達成者

打撃練習をする選手

プロ野球では今まで、延べ69名が74回サイクルヒットを記録しました。

プロ野球がセリーグとパリーグに分かれて2リーグ制となったのが1949年のオフのことで、それ以前にサイクルヒットは2回記録されています。

その後、1950年以降セリーグ39回、パリーグ33回のサイクルヒット達成者を出しました。

藤村冨美男(阪神) 1948年 日本初のサイクルヒット達成
藤村冨美男(阪神) 1950年 史上初の複数回(二度目)のサイクルヒット達成
東谷夏樹(阪急) 1952年 パリーグ初のサイクルヒット達成
大下弘(西鉄) 1954年 史上初延長戦での達成(サヨナラ本塁打)
スペンサー(阪急) 1965年 史上初の外国人選手によるサイクルヒット
衣笠祥雄(広島) 1976年 先頭打者本塁打からのサイクルヒット達成
中村紀洋(近鉄) 1994年 キャリア初の三塁打を含むサイクルヒット
ロバートローズ(横浜) 1995年 97年、99年と史上唯一3度のサイクルヒット達成
稲葉篤紀(ヤクルト) 2003年 史上最短イニング(5回)でのサイクルヒット
村松有人(ダイエー) 2003年 史上初、同一日でのサイクルヒット(上記の稲葉と同日)
アレックス(中日) 2004年 史上初、MLBとNPB両方でのサイクルヒット
福留孝介 2016年 史上最年長でのサイクルヒット(39歳3か月)
柳田・山田・桑原・平田 2018年 同一年で史上最多の達成人数(4人)
梅野隆太郎(阪神) 2019年 捕手4例目のサイクルヒット
近本光司(阪神) 2019年 ルーキーによるオールスター戦でのサイクルヒット
大谷翔平(エンゼルス) 2019年 日本人初、メジャーリーグでサイクルヒット達成

改めてみると、打撃関係のタイトルホルダーがずらりと並んでいることがわかります。

他にも、通算安打記録保持者の張本勲さんや、通算本塁打数の世界記録保持者である王貞治さん、スイッチヒッターとしてメジャーリーグにも渡った松井稼頭央さんなどがサイクルヒットの達成者です。

特筆すべきは、2019年に日本人として初めてメジャーリーグでサイクルヒット達成した大谷翔平選手の存在です。

あのイチロー選手でもサイクルヒットは記録していないので、その難しさは計り知れません。

ちなみに、新人によるオールスターでのサイクルヒットという史上唯一の記録を持っている近本選手の場合、「忖度サイクルヒット」や「やらせのサイクルヒット」と言われることもあります。

これは、残すところ三塁打のみとなった打席において、パリーグの野手陣があえてゆっくりボールを処理して達成させたという疑惑があるからです。

実際に動画でも確認してみてください。

もしこれが「やらせ」に近いとしても、そもそもオールスターの場面でサイクルヒット王手まで持っていった近本選手の実力に間違いはありません。

サイクルヒットの凄さ

バッティング練習中の田中投手

サイクルヒットは、1試合の中で達成できる記録として、かなり珍しく難易度が高いと言われています。

それは、他の記録と比べても様々な面でデータ的な証明が出来ます。

  • 達成人数が少ない
  • 全ての能力が必要

まず一つは、達成者の数が非常に少ないということです。

例えば同じ野手の記録で、1試合で達成できるものとして「1試合3本塁打」があります。

1試合の中で、同じ選手が3本のホームランを放つことです。

この記録を見てみても、1試合3本塁打を記録した回数のトップ10の選手だけで77回となります。

上位10選手だけで、サイクルヒット達成回数(74回)を上回ってしまうのです。

また、投手が1試合で達成可能な「ノーヒットノーラン」は、今まで93回の達成を記録しています。

そのうち15回の完全試合を除いても78回ですから、ノーヒットノーランよりもサイクルヒットの方が難易度が高く珍しい記録だと言えるでしょう。

また、高い身体能力と運も必要な記録と言えます。

サイクルヒットを達成するうえで多くの選手の壁となるのが「スリーベース」です。

プロの外野手や内野手の中継プレーを相手に、一気に3塁を陥れるのは相当な脚力が必要になります。

単純な足の速さだけでなく、外野フェンスにぶつかったクッションボールが変な方向に跳ねたり、守備がもたつくなどしないとなかなかスリーベースは出ません。

そのうえで同じ試合でホームランも打たなければならないので、これは実力だけではなく運も必要だということですね。

サイクルヒット未遂も発生

三振する選手

過去には、「もう少しでサイクルヒットだったのに」というサイクルヒット未遂もいくつか発生しています。

例えばイチロー選手は、メジャーリーグでも11度サイクルヒットに王手をかけていますが、あと一本が出ませんでした。

松井秀喜選手も、日本の読売ジャイアンツにいた2001年にサイクルヒットまであとシングルヒット1本としながらも、最終打席で2塁打を放ってサイクルヒットを上回る活躍を見せたのです。

近年では、2018年にベイスターズの梶谷隆幸選手が、サイクルヒットまであと三塁打のみとしながらも最終回に本塁打を放ちました。

結果的にサイクルヒット以上の活躍を見せたのです。

まとめ:サイクルヒットを打つには運も必要

ここまで、サイクルヒットの概要や歴代の達成選手をご紹介してきました。

サイクルヒットが、日ごろから成績を残し続けている好打者たちが達成する記録であることは間違いありません。

しかし、純粋な能力だけでなくその日のも必要で、やはり達成難易度が高い記録と言えます。

個人の成績だけに捉われず、チームの勝利を優先した結果サイクルヒットを逃したケースも何例もあるわけですね。

次は、誰が達成者となるのでしょうか?

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