三振を表す【K】にはどんな意味がある?その由来を徹底調査

3K目の空振り三振

野球でストライクを三回取られたら、バッターは三振です。

投手が打者から三振を奪ったときには、奪三振という表現をします。

その三振について、例えばピッチャーが一試合で10個三振を奪ったときには、「10K」と表現されることがありますよね?

この「K」の意味は、何が由来になっているのでしょうか?

三振をローマ字で表しても「sanshin」ですから、どこにもKがありません。

今回は、野球をやっている人が一度は疑問に思ったことがある、三振を表す「K」の意味やその由来について調べてみました。

三振を表すKの意味と由来

空振りをキャッチするところ

三振をたくさん取る能力があるピッチャーを「ドクターK」と称することがあります。

このKは、何が語源となっているのでしょうか?

実は、この三振のKについては諸説あり、明確な正解が今だ明らかになっていません。

そこで、現在有力とされている5つの説をご紹介していきます。

strikeまたはstruckの末尾Kを取った

三振を英語で表すと「strike out」または「struck out」となります。

このstrikeとstruckの末尾にある「K」だけを取って、三振を表現するときの簡易的な表記としたという説です。

アルファベットの綴りから取るとすれば、頭文字の「S」でも良さそうですが、野球の中にはSから始まるプレーがいくつもあります。

例えばsteal(盗塁)やSacrifice(犠打)などと区別がつかなくなってしまうために、末尾のKを三振の表記として採用したということです。

knock outの頭文字Kを取った

knockout(ノックアウト)という、すなわち相手を倒したという意味からくるこの単語の頭文字Kを取って、三振の表記に利用したとする説になります。

現在では、この説が有力とされているようです。

しかし、三振をそのままストレートに英語にするならば「strike out」になりますから、「SO」などの表記でも良さそうですよね?

これも前述の説を同じように、steal(盗塁)やSacrifice(犠打)など特別が難しくなりますし、steal out(盗塁失敗)のSOと混同してしまうため、Kが残ったということです。

killのKを取った

野球のアウトは日本語で「死」という言葉を使って数えることがあります。

ワンアウトなら一死、ツーアウトなら二死です。

この「死」を意味する「kill」の頭文字Kをピッチャーが三振を奪ったときに使用するようになったという説もあります。

三振をすれば、必ずアウト(死:kill)が加算されます。

これをKで積み重ねて数えていくというのも、由来としてはありそうですよね。

ルールブック編集者の偶然でKになった

空振り三振や見逃し三振といった意味も関係なく、偶然アルファベットのKになったとする説もあります。

これは野球のルールブックの編集者が、アウトを取得する守備行為を箇条書きで並べていき、上から順にアルファベットを当てはめていった結果たまたまKが三振の項目にあてがわれたという理由です。

ただこの説は信ぴょう性が低く、実際に公認野球規則でアウトの条件としてアルファベットを使って箇条書きされていますが、三振に該当する部分はKではありません。

三画でKが書きやすいから

三振は、ストライクが3個積み重なった結果のアウトです。

これをスコアブックに書き残すときに、三画で書けるKが使われるようになったとする説もあります。

ただそうなると、Aも三画ですし、BもFも三画なので、Kが最初に使われる理由としては弱い気がしますね。

Kの逆で三振を表すことがある?

暴投を必死に止めるキャッチャー

野球の試合を行う中で、スコアブックという本に試合中の詳細な記録を書き残すチームが多いはずです。

プロ野球の試合は必ずスコアブックに残っていますし、それを見れば、どのような試合展開だったかがわかるようになっています。

その中で、三振を意味するのはKの文字ですが、なかにはKの逆向きバージョンで残されているプレーがあります。

この逆向きのKが表すのは、「振り逃げ」です。

振り逃げの細かなルールについては、上記の記事も参考にしてみてください。

要は、三つ目のストライクを奪ったときに、捕手が正しく捕球できなかった場合に発生するプレーです。

例えばこんな感じ

この場合、打者がただちに三振でアウトになるのではなく、一塁に向かって走る権利があります。

キャッチャーは素早くボールを拾ってバッターにタッチするか、バッターが到達するよりも早くファーストベースにボールを送球しなければアウトに出来ません。

もしアウトに出来ずに出塁を許したとしても、振り逃げの場合は投手に「奪三振」の記録が付きます。

そのため、「1イニング4奪三振」という非常に稀な珍しい記録が生まれることもあるのです。

ちなみに2020年現在、日本のプロ野球で1イニング4奪三振という珍記録を残した投手は、25人います。

まとめ:三振を意味するKは、諸説ある

結局、三振を意味するKは何が由来になっているのか、明確で決定的な答えは未だ誰にもわかりません。

ただ、草野球でもしっかりスコアブックを残しているチームもあるはずなので、Kが三振を意味するということだけはしっかり覚えておきましょう。

逆向きの「K」が振り逃げだということを知っていると、一目置かれるかもしれませんね。

 

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